集合住宅は「モラルの塊」

こんばんわ。三浦です。

今回は集合住宅で多く耳にする騒音問題などの「近隣トラブル」について。

「上階の足音がうるさくてイライラする」

「隣がベランダでタバコを吸っていて煙がこちら側に来て迷惑だ。」

など、騒音や近隣トラブルは集合住宅において切っても切れない関係です。
中には事件に発展し取り返しのつかない事になるケースもありますので、
見逃せない問題ですよね。

騒音に関しては構造における音の聞こえ方や響きの違いがある為、お部屋探しの際に
木造や軽量鉄骨造よりも比較的遮音性の高い「RC造(鉄筋コンクリート造)」を選ぶのも
選択肢の一つです。

また、相場と比較して賃料が安い物件と高い物件では住む方の質も変わってくる傾向に
ありますので、あまり安過ぎる物件を選ばない事も重要です。

とはいっても、集合住宅なので「絶対に隣人の音が聞こえない」物件は存在しません。
築浅の高級分譲マンションなどで遮音性が極めて高い一部の物件を除き、まず音は聞こえます。

元々の癖(習慣)で生活音や声が大きい方、
家族に追いやられベランダで渋々タバコを吸うご主人など、
悪気は無く自分のやりたい事をしているだけで本人は迷惑をかけている事など
全く気が付かない。

みんな自分の事で一杯一杯で、他人を気にする余裕なんてないのかもしれません。
結局「自分が、自分が」となってしまうのは、変えられない人間の性なのではないでしょうか。

そこで相手に

「うるさい!」

と文句をいった所で解決はするでしょうか。

解決どころか、火に油を注ぐ状況になるのは一目瞭然です。

そうなる前にやって頂きたい事があります。

ずばり「コミュニケーション」です。

引越しの時だけでいいので両隣の方と上下階の方に「ひと声かけ」をする。
余裕があれば、簡単な菓子折り(物は問いません!気持ちなので)を持参する。
それ以降も廊下ですれ違ったら軽く挨拶をするだけ。

下手でも不器用でもいいので初見でしっかり目を見て明るく挨拶をすると、
相手も安心して、入居後もお互い気を使いあう雰囲気が自然と出来上がるんです。
「小さな事で意識が変わる」
基本的な事ですが、これが出来ていない方も意外と多いのでは。

住まい、特に集合住宅は居住者のモラルで成り立っています。
いわば「モラルの塊」

建物は建築会社が造り、募集チラシや契約書は不動産会社が作りますが、
出来上がってからは「各入居者」がそのマンションを創って(成り立たせて)います。

モラルの高い方もいれば、その逆の方もいる。でも、それが当たり前。
気づかぬ内に自分も誰かに迷惑をかけている可能性だって大いにありますよね。
集合住宅に住む以上、お互い気を遣い合いながら住まなければなりません。

大事なのは

「こちらから、明るく、コミュニケーションを取り相手側に良い印象を与える」

そして

「多少の音は気にしないようにする」

この2点を各入居者が意識するだけで、
余計なトラブルやストレスを軽減できるのでは無いでしょうか。

もちろん例外の入居者やパターンは存在しますので、
手に負えない場合は一人で悩まず、すぐに管理会社へ連絡して下さい。

MIURAPROPERTYでは、そんな時でも親身になって間に入り、
解決に近づくお手伝いを致します。

物件を貸す際は、何かあった時でも頼れる心強い管理会社に委託しましょう。
ありがとうございました。

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